フリーランスエンジニアの仕事の探し方6選!それぞれのメリット、デメリットも紹介

2024/03/22

フリーランスエンジニアとして活動するためには、積極的に営業を行って仕事を獲得し続けなければなりません。
とはいえ、
「どこで営業すればいいの?」
「どうすれば仕事を見つけられるの?」
という疑問を抱えている方もたくさんいるでしょう。

そこでこの記事では、フリーランスエンジニアの仕事の探し方を6つ紹介していきます。

・フリーランスエンジニアの仕事の探し方6選

フリーランスエンジニアは、以下6つの方法を活用して仕事を獲得するケースが多いです。
・クラウドソーシング
・SNS
・紹介
・フリーランスエージェント
・交流会
・制作会社への営業

ただ、それぞれの方法にメリットとデメリットがありますので、自分に合った方法を見つけ、効率的に営業活動を行っていきましょう。

・クラウドソーシングで仕事を探すメリット、デメリット

クラウドソーシングとは、仕事を受注したい人と仕事を発注したい人を繋げるサービスのことです。
以下、フリーランスエンジニアがクラウドソーシングで仕事を探すメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。

・メリット

クラウドソーシングは、登録料や利用料がかからず、基本的には誰でも無料で利用できます。
また、仕事の内容も多岐に渡り、当然フリーランスエンジニア向けの案件も非常に多いです。
このようなことから、気軽に仕事を見つけたいと考えている方にはおすすめの方法といえます。

・デメリット

クラウドソーシングを利用するデメリットは、手数料が発生することです。
サービスによって手数料は異なりますが、大体20%前後が売上から引かれます。
つまり、売上が全て自分のものになるわけではないということです。

また、クラウドソーシングには低単価案件も比較的多くあり、受注する案件を見極めないと心身ともに疲弊してしまいますので注意しましょう。

・SNSを活用して仕事を探すメリット、デメリット

近年では、XやInstagram、Facebookなどを活用して案件を探すフリーランスエンジニアも増えてきています。
以下、SNSで仕事を探すメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。

・メリット

SNSで仕事を探すメリットは、手数料がかからないことです。
何らかのサービスを使って案件を探す場合、基本的には手数料が取られます。
しかし、SNSの場合は当事者間での契約となるため、中抜きなどは一切なく、売上が全て自分のものになります。

・デメリット

SNSで仕事を探すデメリットは、トラブルが起こりやすいことです。
当事者間での契約となるため、場合によっては報酬に関するトラブルや、業務に関するトラブルが起こってしまうこともあります。
このようなトラブルを防ぐためには契約書を作成しておくことが大切ですが、契約書を作成したからといってトラブルを完全に防げるわけではありません。

万が一トラブルに発展してしまった場合でも、全て自分で解決しなければならないため、慎重に取引を進めることが大切です。

・紹介で仕事を貰うメリット、デメリット

友人や知人に案件を持っている方がいる場合は、その方から紹介してもらうというのも1つの方法です。
以下、紹介で案件を受注する場合のメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。

・メリット

紹介で案件を受注するメリットは、営業が必要ないことです。
自己紹介や商談などを省いて案件を受注できるケースもありますので、手っ取り早く仕事をしたい方には最適といえるでしょう。

また、紹介者が友人や知人の場合、気軽に質問や相談ができますので、スムーズに業務を進められる可能性が高いです。

・デメリット

紹介で案件を受注するデメリットは、強気の交渉がしにくくなることです。
知人や友人から案件を紹介してもらう場合、
「もう少し単価を上げてほしい」
というような要望を伝えにくく、低単価で受けざるを得なくなってしまうこともあります。

また、トラブルが起こった際は、プライベートでの関係にも亀裂が入ってしまう可能性が高くなりますので注意が必要です。

・交流会で仕事を探すメリット、デメリット

ビジネス交流会や異業種交流会も、フリーランスエンジニアの仕事獲得に繋がります。
以下、交流会で仕事を探すメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。

・メリット

交流会で仕事を探すメリットは、直接相手とコミュニケーションを取りつつ、商談に持っていけることです。
相手と顔を突き合わせてコミュニケーションを取りますので、心の距離も近づけやすくなります。
また、一度の交流会で複数人の見込み顧客と出会えるため、リスト獲得にも繋げられるでしょう。

・デメリット

交流会で仕事を探すデメリットは、案件獲得に繋がらない可能性があるということです。
交流会に参加している人たちは、基本的に見込み顧客を獲得しに来ています。
つまり、営業目的で参加しているということです。
自分と同じ目的を持つ人たちがたくさん参加するため、相手から営業されたり、勧誘されたりすることもあります。

・制作会社への営業を行うメリット、デメリット

フリーランスエンジニアの中には、制作会社に営業をかけて、下請けとして活動している方も多いです。
以下、制作会社に営業するメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。

・メリット

制作会社に営業をするメリットは、案件を獲得できる確率がグッと上がることです。
人手不足に陥っている制作会社は、優秀なフリーランスエンジニアを探していることが多く、トントン拍子で話が進むケースも珍しくありません。

また、一度お付き合いが始まれば、特に大きな問題が起こらない限り継続して依頼してくれることもありますので、安定収入に結びつきやすくなるのです。

・デメリット

制作会社に営業するデメリットは、エンド営業に比べて単価が安くなる傾向にあることです。
制作会社は、エンドユーザーから案件を受注しています。
その案件を下請けとなるフリーランスエンジニアに回すことが多いため、単価が下がってしまう可能性が高いのです。

自社案件の場合、ある程度好条件で案件を出してもらえることもありますが、下請けの場合は単価が下がりやすいため注意しましょう。

・フリーランスエージェントを活用するメリット、デメリット

近年注目を集めているのが、フリーランスエージェントです。
フリーランスエージェントは、フリーランスを探している企業とフリーランスを結ぶサービスのことであり、基本的には担当者が手取り足取りサポートしてくれます。

以下、フリーランスエージェントを利用するメリットとデメリットについて、詳しく見ていきましょう。

・メリット

フリーランスエージェントを利用するメリットは、高単価案件を見つけやすくなることです。
報酬が数十万円以上、場合によっては100万円を超える案件を紹介してもらえるケースもあるため、効率的に稼ぎたい方にはピッタリです。
また、クラウドソーシングとは違って、担当者がサポートしてくれるケースがほとんどですので、安心して仕事探しを行えます。
(このあたりで誘導を行うのがおすすめです)

・デメリット

フリーランスエージェントを活用するデメリットは、一定以上の知識とスキルがないと案件を受注しにくいということです。
エージェントには高単価案件もたくさんありますが、その分専門的な知識や能力を求められるため、初心者エンジニアは仕事を受注しにくくなってしまうかもしれません。

また、中には常駐案件などもありますので、条件面についてもしっかりと確認しておくことが大切です。

・まとめ

フリーランスエンジニアの営業方法はたくさんあります。
ただ、それぞれの方法にメリットとデメリットがあり、目的や性格によっても合う、合わないがありますので、自分に合った方法で営業することが大切です。

とはいえ、各営業方法のメリットやデメリット、相性については実際に試してみないとわかりませんので、まずは今回紹介した方法を1つずつ試し、自分に合った方法を探してみるのがおすすめです。