エンジニアによくある悩み13選!悩みの解消法や向き合い方も紹介!

2024/03/22

どんな仕事にも、大変なことや辛いことがあります。
それはエンジニアでも同じです。
この記事を見ている現役エンジニアの方、あるいはエンジニアになって間もない方の中にも、エンジニアならではの辛さや大変さを感じている方がたくさんいるでしょう。

そこで今回は、エンジニアによくある悩みと解消法、向き合い方について詳しく解説していきます。

・【仕事編】エンジニアによくある悩み5選

まずは、エンジニアが抱えている仕事に関する悩みと解消法について詳しく見ていきましょう。

・何がわからないかがわからない

新人の頃は右も左もわからない状態になることが多く、ほとんどの方は、
「何がわからないかがわからない」
という状況に陥ってしまいます。

悩みを解決するためには、原因を突き止める必要があり、何がわからないかがわからないという状態だと、いつまで経ってもモヤモヤしたまま仕事と向き合わなければならなくなります。
このような事態を避けるためには、自分なりに原因を考えることも重要ですが、上司や先輩に「何がわからないかがわからない」ということを素直に相談してみましょう。

・専門用語が理解できない

開発の現場では、頻繁に専門用語が使われます。
専門用語を理解していないと、スムーズに仕事を進められなくなりますので注意が必要です。
ただ、専門用語については、自分の努力で解決できる問題です。

インターネットで検索をすれば、言葉の意味も細かく調べられますので、わからない専門用語についてはネットで検索をする癖を付けましょう。

・本当に自分にやりたいことなのかわからない

エンジニアになって間もない方の中には、
「本当にこれが自分のやりたいことなのかな?」
という疑問を抱えている方もいると思います。

エンジニアになって間もない頃は、雑務などを任されるケースもあり、理想と現実のギャップに疑問や不安を抱えてしまうことも珍しくありません。
ただ、エンジニアとして経験を積めば積むほど上流工程にも携われるようになり、そうなればよりやりがいを感じられるようになりますので、しばらくは修業期間だと思って踏ん張ってみるのがおすすめです。

・上流工程に携わりたい

エンジニアの仕事には、下流工程と上流工程が存在しています。
どちらも非常に重要な仕事であり、優劣をつけることはできないのですが、上流工程になればなるほど難易度も上がり、より一層やりがいを感じられるようになります。

ただ、上流工程に携わるためにはスキルと知識、経験が必要であり、全てのエンジニアが気軽に挑戦できる業務ではありません。
このようなことから、
「上流工程に携わりたいが、中々そのチャンスがない・・・」
と悩んでいる方も多くいるのです。

これについては、会社の意向や本人の適性などもありますので、一概に解決策を提示することはできません。
強いていえば、自ら積極的に挑戦し、エンジニアとしてのレベルを高める努力をしていくことが上流工程に携わるための近道といえます。

・開発の出戻りが多すぎる

エンジニアによくある悩みとして「出戻りが多すぎる」というのがあります。
開発の出戻りについては、顧客からのダメ出し、仕様調整の不備など様々なことが考えられますが、開発現場においては決して珍しくないことです。

より良いものを作るためには、常に改善が必要になるため、出戻りを完全になくすことは難しいでしょう。
ただ、違和感が生じた段階ですぐに上司や先輩に相談し、早い段階で出戻りをすることによって、時間と労力の無駄遣いを防げるようになります。

・【会社編】エンジニアによくある悩み3選

では次に、エンジニアが感じている会社に関する悩みとその解決策について詳しく解説していきます。

・年収が上がらない

エンジニアの年収は、世間一般的に見ると高い方です。
ただ、あくまでも平均年収が高いというだけであって、全てのエンジニアが満足できるほどの年収を受け取っているわけではありません。
中には、思っているよりも年収が上がらず悩んでいる方も多くいるでしょう。

そのような方は、
・資格を取得する
・スキルを磨く
・昇進や昇給を狙う
・転職を視野に入れる
など、今できることから始めていきましょう。

・残業が多い

働き方改革が行われたこともあり、昔に比べるとエンジニアの残業時間は減っています。
ただ、納期が近づいている場合や、繁忙期などは残業が多くなるケースもあります。
これについては、会社の方針や人材状況などによっても大きく異なるため、自分一人でどうこうできる問題ではありません。

会社全体が「残業して当たり前」「サービス残業が当たり前」というような風潮になっている場合、ブラック企業である可能性が高いため、転職を検討した方が良いでしょう。

・上司と合わない

人には相性というのがあり、仮に相性が合わない上司にあたってしまった場合、様々な悩みやトラブルを抱える可能性が高くなります。

ただ、残念ながら部下は上司を選べないため、その会社で働き続けるのであれば、上手に付き合っていく術を身につけなければなりません。
受け流すスキルや自然に距離を取るスキルなど、相手を不快にさせることなく自分の負担を軽減するためのテクニックを磨いていきましょう。

・【健康編】エンジニアによくある悩み3選

では次に、エンジニアが抱えている健康に関する悩みとその解決策について詳しく解説していきます。

・運動不足に陥っている

エンジニアはデスクワークになることが多く、場合によっては1日中座りっぱなしということも珍しくありません。
そのため、多くのエンジニアが運動不足に陥ってしまっています。
これについては、自ら意識して体を動かす他に解決策がありません。

ジムに通ったり、ウォーキングやランニングをしたりと、隙間時間を見つけて体を動かしてみましょう。

・人間関係がうまくいかない

人間関係の悩みは、心の健康に悪影響をもたらします。
先ほど上司について紹介しましたが、同僚や部下との人間関係も非常に重要です。
ギスギスしていたり、お互いに毛嫌いしていたりすると、快適に働けなくなりますし、業務にも支障が出てしまいます。

現時点で人間関係のトラブルを抱えている場合は、原因を探り、どうすれば円満な人間関係を構築できるのかを考えましょう。

・孤独や疎外感を解消したい

エンジニアは、パソコンがあればいつでもどこでも仕事ができます。
このようなことから、近年ではフルリモートという働き方を導入している会社も増えています。
フルリモートの場合、出社する必要がないため気軽に仕事を行えますが、その分疎外感や孤独を感じやすいです。

このような悩みを解消するためには、自ら外に出て人と話す機会を作ったり、コミュニティに入って切磋琢磨できる仲間を見つけたりするのがおすすめです。

・【キャリア編】エンジニアによくある悩み2選

では次に、エンジニアが抱えているキャリアに関する悩みとその解決策について詳しく見ていきましょう。

・独立したいが何をすればいいかわからない

エンジニアとして活動している方の中には、独立を検討している方もいると思います。
ただ、独立をするために何をすればいいのかわからず、中々踏み出せていない方も多いはずです。
独立には様々な準備が必要であり、準備を怠ると独立してから後悔したり、失敗したりする可能性が高くなります。

独立前の準備や心構えについては、インターネットで簡単に情報収集が行えますので、事前に確認しておくのがおすすめです。

・転職をしたいが進め方がわからない

エンジニアとしてキャリアアップしたいと考えている方や、待遇改善をしたいと考えている方の中には、転職を検討している方もいるでしょう。
ただ、エンジニアに限らず転職には多くの準備が必要であり、やるべきこともたくさんあります。

このようなことから、何をどうすればいいかわからないと悩んでいる方も多くいるのです。
スムーズに転職をするためには、一人で進めるのではなく、転職エージェントをはじめとする転職サービスを利用するのがおすすめです。
そうすることによって、提案やアドバイスを受けながら転職活動を進められるため、自分の希望や理想に近い会社を見つけやすくなります。

・まとめ

エンジニアならではの魅力ややりがいもたくさんありますが、大変なことや辛いことも多くあります。
エンジニアとしてキャリアを積み、楽しく、そして快適に仕事をするためには、大変なことや辛いこととどう向き合っていくかが非常に重要です。

悩みや不安を抱え込んでしまうと、いつか爆発してしまい、エンジニアの道を諦めざるを得なくなってしまうケースもありますので、今回紹介したことを参考にしながら上手に向き合っていきましょう。